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LINE Payの社長に突撃インタビューをしてみました!

今回はLINE Pay株式会社の代表取締役社長CEOの前田さんに突撃インタビューをしてみました! LINE Payの強みや、LINE Payの今後について聞いてみました 。 ぜひ最後までご覧ください!

・簡単なプロフィールを教えてください

神戸市出身で現在49歳です。
職歴としては、金融機関のシステムエンジニア、人材総合サービスの営業責任者(海外駐在含む)、ITベンチャーの子会社で社長を歴任、その後2019年4月にLINE Payに入社し、2021年7月から代表取締役社長CEOを務めています。

・好きな食べ物は何ですか?

関西出身なので粉もん、洋菓子、洋食、お肉、中華が好きです。特に、牛すじを煮込んだ「ぼっかけ」が最高。

・LINE Payが目指すビジョンやコンセプトを教えてください

LINE上での支払いや送金、個人認証などのサービスを展開することによって、LINEが掲げるビジョンである「Life on LINE」をより具体的に実現するということが、我々のビジョンやコンセプトになります。

・〇〇Payっていっぱいあるけど、その中でLINE Payの強みって何ですか?

機能性と連関性が優れているということが〇〇PayとLINE Payの大きな違いかと思います。例えば支払いでいきますと、我々は独自の支払い手段だけに閉じているわけではなく、国内外のビッグプレイヤーとVisa LINE Payプリペイドカードの提供を通じてもうすでに支払い連携ができており、LINE Payの残高さえあれば、日本の支払いシーンにおいて何の不自由もなく支払いができます。また支払い手段においては日本最大のカバレッジ(カバーしている範囲)をすでに保有しているという部分が弊社の強みになります。

もうひとつの強みは、LINEとLINE Payは同一アプリの中にあるので、LINEの機能やグループのサービスと融合する形でLINEがあればどこでも支払いが可能になるということです。LINEの友だちに簡単に送金ができたり、LINE公式アカウントやマイカードを使ってギフトコードの購入やプレゼントができたり、行政手続きができたり、スターバックスでモバイルオーダーができたりなど、多様なサービスと連携しております。また、それら全ての支払いを行うとLINE上にタイムリーに支払い通知が届くのは、LINE Payならではで他社には無い強みだと思っています。

合わせてグループのフィンテック領域である暗号通貨や証券、クレジットなどとも連携しており、LINE Payのアカウントがあれば簡単に取引ができるというところで様々なサービスとのコネクションであったり、奥深い機能を持っているという所も他社との違いだと思っています。

・LINE PayとPayPayの関係はどうなるの?

以前から公表している通り、PayPayとの関係性はグループ会社として連携を深めていくことになると思います。よくPayPayになるの?LINE Payってなくなっちゃうの?みたいな質問を受けますが、PayPayかLINE Payのゼロイチ理論ではなく、Zホールディングスのグループ会社としてシナジーを発揮して、ユーザーファーストのより良いサービスを両社で協力しながら提供していくというのが基本的な考えです。

その中でLINE上でPayPayとのサービスシナジーを出していくということは、積極的に行っていこうと思っていますので、LINE PayかPayPayかではなく、LINE Pay+ PayPayみたいな感じになっていくと考えています。

我々LINE Payが目指すのは、「Life on LINE」なので、LINE Payが前面にでる場合もあると思いますし、PayPayが前面にでる場合もあると思います。LINE Payの名前はでていないけど、実は裏側でLINE Payが動いているというようなことも今後多くなっていくのではないかと思っています。

例えば、 Visa LINE Payプリペイドカードを使って「iD」で支払う場合、どこにもLINE Payというサービス名はでていませんが、ユーザーはLINE Pay残高を使って、「iD」で支払いをしています。そういうのをイメージしていただくとわかりやすいかなと思います。

そういう意味で今後LINE Payは個別ブランドという立ち位置を超越して、より様々なところに浸透させていこうと思っています。ですので、あまり個別のブランド名には固執せず、LINE Payの様々な機能を使って、色々なサービスとの連携を深めていき、ユーザーに便利な機能を提供し続けていくという部分が一番大事だと考えています。

・社長はLINE Payを普段どのように使っていますか?

LINE Payサービスを基本に生活しています。具体的に言いますと、家内への生活費などはすべてLINE Payの送金機能を使っています。なので家内はLINE Pay残高を使って、お買い物をしたりしています。

もちろん、子供の塾の月謝などLINE Payでは支払えないものもあるのですが、それ以外のものは基本LINE Payで生活してもらっています。なので25日になるといつも「早く残高を送って」と言われています(笑)

私自身ももちろん基本すべてLINE Payで支払いは行っていて、「コード支払い」や「iD」での支払い、「Visa LINE Payクレジットカード」などを使って支払いをしていますので、ほぼほぼ現金を使わない生活をしています。

特にPayPayとのコード支払いでの連携ができてからは、旅先などでクレジットカードが使えない小さなお店などでもLINE Payで支払えるようになったので、すごく便利だと感じています。

最近の唯一の悩みは子供の為に500円玉貯金というのをしていたのですが、現金を使わないので500円玉が貯まらなくなってしまい一向に500円玉貯金が進まないということですかね(笑)

・最後に今後のLINE Payの展望を聞かせて下さい

LINEのオープンプラットフォームの特性を生かしつつ、社外のインフラに内包されるような「Life on LINE」を目指していこうと思っています。

ひとつ具体例を挙げますと、LINE Payが全国の自治体と取り組ませていただいております「公的個人認証サービス」と「LINE公式アカウント」を掛け合わせて、LINE上で行政手続きをより簡単に行うサービスなどがあります。わざわざ役所にでかけなくてもお家にいながら行政手続きがLINE上で簡単に受けられるサービスなどはまさにLINEならではのプラットフォームを生かしたサービスだと思っています。

今後もこのようなLINEの強みを生かしたサービスをLINE Payでは色々と展開していく予定ですので、ぜひご期待ください。

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